イギリス大学 · 2026年9月19日 · 13 min read
イギリス 生物医科学 おすすめの大学 2027
イギリスでBiomedical Scienceを学べる主要大学を、プログラムの特徴、研究環境、2027年ランキングとともに紹介します。
イギリスのBiomedical Scienceおすすめ大学 2027
1. Biomedical Science(生物医学)を学ぶ理由
Biomedical Scienceは、現代医学の中心に位置する分野であり、
- 病気の診断
- 治療法の開発
- 疾患研究
などの発展を支える学問です。 イギリスには、質の高い教育、充実した研究設備、世界的に評価されている研究実績を持つ大学があります。 イギリスでBiomedical Scienceを学ぶ際に注目される大学と、それぞれの特徴を紹介しています。研究、臨床分野、Life Sciences関連のキャリアを目指す学生向けの内容です。
Biomedical Scienceの学位を取得するメリット
医学研究にアクセスできる
Biomedical Scienceでは、
- 人体の生物学
- 病気が起こるメカニズム
- 治療法がどのように開発されるか
などを学びます。 そのため、診断法や治療法、医療の発展につながる研究に参加するための基礎を身につけられます。
人々の健康に直接関係する
新薬や新しい診断技術など、医学の進歩の基礎となる分野です。 研究によって得られた科学的知識を、実際の患者や社会の健康改善につなげることができます。
幅広いスキルを身につけられる
Biomedical Scienceは、
- Biology
- Chemistry
- Genetics
- Pharmacology
- Physiology
など複数の分野を組み合わせます。 そのため、 分析能力+実験・研究スキル+生命科学の知識 を身につけられ、医療、研究、製薬、Life Sciencesなど幅広い分野につながります。
Biomedical Science卒業後の仕事
この学位から進めるキャリアとして、以下を挙げています。
Biomedical Scientist
患者の血液や組織などの検体を分析し、病院や臨床検査施設での診断をサポートします。
Clinical Research Associate(CRA)
臨床試験の管理・モニタリングを行い、倫理基準や規制が守られているか確認します。
Pharmaceutical Research Scientist
製薬会社などで、新薬の研究・開発・試験を行います。
Medical Sales Representative
医療従事者に医療製品について説明し、製品の販売・普及を支援します。
Laboratory Technician
研究・診断のための実験や検査、研究設備の管理などを行います。
Healthcare Science Associate
臨床・診断現場で技術的なサポートを行います。
Biomedical Engineer
医療機器やヘルスケア技術を設計・開発します。
Research Scientist
Biomedical ScienceやLife Sciencesに関する研究を行います。
2. イギリスのBiomedical Science主要大学
ここからが大学別の紹介です。
① University of Oxford
OxfordのBiomedical Sciencesは、非常に幅広く、柔軟性のあるプログラムとして紹介されています。 学ぶ分野には、
- Genetics(遺伝学)
- Molecular Biology(分子生物学)
- Cellular Biology(細胞生物学)
- Physiology(生理学)
- Neuroscience(神経科学)
- Psychology(心理学)
などがあります。
1年目
最初の1年間は幅広い分野を学び、Biomedical Sciencesの基礎を作ります。
2年目以降
2年目以降は専門性を高めていき、最終的には、
- BA in Cell and Systems Biology
- BA in Neuroscience
のどちらかを選択できます。 さらに4年目まで進めば、
- MBiomedSci(Master's degree)
を取得する選択肢もあります。
Lancaster University
LancasterのBSc Biomedical Scienceは、Institute of Biomedical Science(IBMS)認定のプログラムです。 また、NHSの研究室にアクセスできるため、将来的にNHSのBiomedical Scientistとして働く道にもつながります。 学生は実験を中心としたプロジェクトに取り組み、経験豊富な教員から指導を受けます。 研究対象として、
- 皮膚がん
- 大腸がん
- 乳がん
- 前立腺がん
- Alzheimer's disease
- Parkinson's disease
- Arthritis(関節炎)
など、さまざまな疾患・人間の健康問題を扱います。
University of St Andrews
紹介されているのは、 MSc (Res) in Biology: Biomedical Sciences という研究型修士課程です。 期間は12か月。 修了には30,000語の研究論文(research thesis)が必要です。 Biomedical Sciences Research Complexで研究を行い、長年にわたる世界クラスの研究環境に触れることができます。 St Andrewsの研究のうち84%以上が「world-leading」または「internationally excellent」とされています。
UCL
UCLのBiomedical Sciences BScは、イギリスでも非常に評価の高いプログラムとして紹介されています。
1年目の必修科目
- Anatomy
- Cellular Biology
- Molecular Biology
- Chemistry
- Genetics
- Pharmacology
- Physiology
などを学びます。 自分の興味が明確な学生は、専門コースへ移ることも可能です。 そうでなければ、通常のBiomedical Sciencesプログラムを続けながら、選択科目などを通じて自分の専門分野を作っていきます。
3年目
研究プロジェクトを行います。 大学の教員の指導を受けながら、学部内の研究グループやUCLのBiomedical Institutesと連携して研究を行います。
University of Aberdeen
AberdeenのBSc Biomedical Sciencesについて、Anatomy and Physiologyでイギリス1位と紹介しています(The Times & Sunday Times Good University Guide 2023)。 Biomedical Science関連のプログラムが10以上あり、選択肢が多いのが特徴です。 さらに、
- 5年間のMSci
を選択することもできます。 この場合、企業、商業組織、研究機関などで1年間のPlacementを経験し、その後、 MSci(学部課程におけるMaster's degree) を取得します。
University of Edinburgh
Edinburgh Medical SchoolのBSc Biomedical Sciencesは、イギリス全体で6位とされています。 4年間のプログラムで、
- 最新型の講義室
- 実験室
- Chancellor's Building at BioQuarter
- Western General Hospital
などの施設を利用できます。 また3年目には、
- Europe
- North America
- Asia
などで学ぶ機会もあると説明されています。
Loughborough University
LoughboroughのBiological Sciences degreeは、 通常:3年間 Placement yearを入れる場合:4年間 で修了できます。 学ぶ内容には、
- Genetics
- Molecular Biology
- Biochemistry
- Metabolism
- Cell Biology
- Regenerative Medicine
- Human Evolution
- Anatomy
- Physiology
などがあります。 生命や健康について、生物全体から細胞・分子レベルまで幅広く学ぶプログラムです。 また、Loughboroughが£17 million規模の最新施設と専門研究室を持つことも強調されています。
University of Bristol
BristolのBSc Biomedical Sciencesでは、単なる理論知識だけでなく、
- 実践的なスキル
の習得にも重点を置いています。 特徴として紹介されているのが、
- eBiolabs
というオンラインの実験学習リソースです。 これをbioscience学生向けの非常に包括的なオンライン・ラボリソースとして紹介しており、Bristolの学生が実験スキルを身につけるうえで役立つとしています。
University of Manchester
ManchesterのBSc Biomedical Sciencesには、記事によれば、 毎年約7,000人が応募し、定員は約650人 です。 典型的なA-level offerは、
- AAA〜AAB
とされています。 主要科目には、
- Biochemistry
- Genetics
- Microbiology
- Anatomy
- Physiology
- Cells of the nervous system
- Pharmacology
- Molecular Biology
などがあります。 さらに最終学年では、世界レベルのbioscience研究に参加する機会があります。 つまり、卒業前から実際の研究活動に参加できることが特徴として挙げられています。
University of Birmingham
BirminghamのBiomedical Scienceは、Complete University Guide 2026のSubject League Tableで12位と紹介されています。 学習内容は、
- 人体の主要な器官・システム → 細胞 → 分子レベル
まで幅広く扱います。 さらに、自分の興味に応じて学位の方向性をカスタマイズできます。 例えば、
- Biomedical Science + Biomedical Entrepreneurship
- Biomedical Science + Biomaterials
- Year in Computer Science
- Civic Leadership
などです。 また、
- 学内での研究機会
- フランスや中国の大学との交換留学
なども提供されています。
3. 2027年 Biomedical Science大学ランキング
2027年のランキングは以下のとおりです。
[ranking-cug] University of Oxford|100.0|202|3.16|3.56|98.6|95.0|87.0 University of Bath|95.2|180|3.13|3.20|99.3|81.0|79.0 UCL (University College London)|94.5|164|3.10|3.44|97.9|88.0|74.0 Loughborough University|94.3|158|3.13|3.53|97.5|84.0|82.0 University of St Andrews|94.2|214|3.07|3.22|97.2|| University of Aberdeen|93.8|180|3.27|2.97|100|84.0|88.0 University of Sheffield|93.7|160|3.23|3.59|97.2|80.0|71.0 Lancaster University|93.4|143|3.30|3.32|97.1|85.0|82.0 Queen's University Belfast|92.8|150|3.13|3.55|95.2|86.0|79.0 University of East Anglia (UEA)|92.8|119|3.26|3.36|100|88.0|78.0 University of Southampton|92.3|140|3.08|3.28|100|| The University of Edinburgh|92.3|192|2.95|3.59|95.7|80.0|79.0 University of Exeter|92.2|144|3.09|3.31|97.6|85.0|75.0 University of Bristol|92.0|159|3.04|3.53|99.1|74.0|63.0 University of Strathclyde|91.9|213|3.28|3.30|92|82.0|76.0 King's College London, University of London|91.8|169|3.06|3.20|96.8|76.0|69.0 University of Manchester|91.8|171|3.03|3.56|95.2|74.0|69.0 University of Glasgow|91.5|205|3.09|3.50|94.5|76.0|73.0 Swansea University|91.3|128|3.05|3.53|95.2|88.0|83.0 University of Warwick|91.0|154|3.05|3.22|96.5|81.0|68.0 [/ranking-cug]
このランキングを2027年のBiomedical Scienceのイギリス大学ランキングとして掲載しています。
4. ランキングはどうやって決められている?
ランキングには複数の指標が使われていると説明しています。 主なものは、
- Teaching Quality — 教育の質
- Research Output — 研究成果
- Research Reputation — 研究面での評価
- Industry Connections — 産業界とのつながり
- Industry Engagement — 産業界との連携
- International Diversity — 国際的な多様性
- Citations — 研究論文の引用
- Student Satisfaction — 学生満足度
- Graduate Employability — 卒業後の就職可能性
などです。 これらを使って、
- 教育環境
- 研究環境
- 教員の専門性
- 大学の国際的な影響力
- 卒業生の就職
- 研究の影響力
などを評価するとしています。
5. Biomedical Scienceに関するよくある質問
Biomedical Scienceの入学条件は?
大学によって多少異なりますが、一般的には、
- BiologyやChemistryなどの理系科目で強い成績
が求められます。 また、大学ごとに必要な成績基準と英語力の条件があります。
卒業後にはどんな仕事がある?
Biomedical Scientist
- Clinical Researcher
Laboratory Technician
- Pharmaceutical Consultant
などを挙げています。 就職先としては、
- Research Institutions
- Pharmaceutical Companies
- Healthcare Organisations
- Biotechnology Firms
- Government Agencies
などがあります。 また、MedicineやGeneticsなどの専門分野に進学することも可能としています。
何年間勉強する?
一般的には、
| 学位 | 期間 | |---|---| | Undergraduate | 3〜4年 | | Master's | 1〜2年 | | PhD | 3〜5年 |
と説明されています。
専門分野を選べる?
はい。 大学によっては、
- Genetics
- Immunology
- Neuroscience
- Bioengineering
などの専門トラックやモジュールを選べます。 さらに、
- Research Project
- Internship
などを通じて、自分の興味のある分野をさらに深く研究することもできます。