ボーディングスクール · 2026年9月20日 · 7 min read
英国ボーディングスクールの滞在スタイル フル・ウィークリー・フレキシボーディングの違い
英国ボーディングスクールの代表的な3つの滞在スタイルとExeatsについて、日本から留学する場合の選び方とともに紹介します。
英国ボーディングスクールの滞在スタイルフルボーディング・ウィークリー・フレキシボーディングの違い
英国のボーディングスクールには、学期中ずっと学校で生活するスタイルだけでなく、週末に帰宅するスタイルや、必要なときだけ寮を利用するスタイルもあります。 どのスタイルが適しているかは、学校までの距離だけでなく、お子様の年齢や性格、ご家庭の生活環境、そして学校が提供しているボーディング形態によって変わります。 ここでは、英国の代表的な3つのボーディングスタイルについて、それぞれの特徴をご紹介します。
1. Full Boarding
フルボーディング
学期中は基本的に学校で生活するスタイルです。 フルボーディングの生徒は、平日だけでなく週末も学校で過ごし、通常はクリスマス、イースター、夏休みなどの長期休暇に帰宅します。 英国の伝統的なボーディングスクールで多く採用されているスタイルで、学校と寮を生活の拠点として過ごす時間が最も長いことが特徴です。 授業だけでなく、スポーツ、音楽、クラブ活動、週末のアクティビティなど、学校生活全体に参加することになります。
このスタイルが向いているご家庭
- 日本を含む海外から英国へ留学するご家庭
- 学校から自宅までの距離が遠いご家庭
- 英国でのボーディング生活を中心に学校生活を送りたい場合
- 学校のコミュニティに継続的に参加したいお子様
英国を代表するボーディングスクールの中には、フルボーディングを基本としている学校も多くあります。
2. Weekly Boarding
ウィークリーボーディング
平日は学校の寮で生活し、週末は自宅に戻るスタイルです。 一般的には、日曜日の夕方または月曜日の朝に学校へ入り、金曜日の午後から土曜日頃に帰宅します。 学校から自宅まで、おおむね1〜2時間程度で移動できるご家庭に適していることが多いスタイルです。 平日は寮生活を送りながら、週末には家族と過ごすことができます。
メリット
- 平日は学校の環境に集中できる
- 毎週家族と過ごす時間を確保できる
- 初めてのボーディング生活でも、比較的段階的に慣れていきやすい
特に英国国内にお住まいで、学校へのアクセスが比較的容易なご家庭では、選択肢の一つになります。
3. Flexi-Boarding
フレキシボーディング
フレキシボーディングは、必要な日だけ寮に宿泊するスタイルです。 例えば、週に1〜2泊だけ学校に泊まったり、特定の週末だけ寮を利用したりすることができます。 保護者の仕事や家庭の事情、放課後の活動、早朝のスポーツトレーニングなど、さまざまな事情に合わせて利用できるのが特徴です。 ただし、すべての学校がフレキシボーディングを提供しているわけではありません。 比較的、デイスクールを中心としながら一部にボーディング施設を設けている学校などで見られるスタイルです。
4. Exeatsとは?
学期中に設定される「指定休日」
英国のボーディングスクールについて調べていると、Exeats(エクシアト)という言葉を目にすることがあります。 Exeatsとは、学校があらかじめ指定した学期中の休日・週末休暇のことです。 学校によって異なりますが、通常は1学期に数回設定され、この期間には原則としてボーディング生が学校を離れます。 英国国内にご自宅がある生徒であれば帰宅できますが、日本など海外から留学している生徒にとっては、Exeats期間の滞在先をあらかじめ考えておく必要があります。 ここで重要になるのが、英国でのガーディアン制度です。 海外からの留学生の場合、Exeats期間に帰国することが難しいケースもあるため、学校の規定に従い、ガーディアン宅など適切な滞在先を確保する必要があります。 また、海外からの生徒が多い学校では、Exeats期間中も学校に残る生徒のために、アクティビティやプログラムを用意している場合があります。 Exeatsの頻度や期間、学校に残れるかどうかなどは学校によって異なります。 そのため、学校選びの際には必ず確認しておきたいポイントの一つです。
5. 日本から留学する場合、どのスタイルが一般的?
日本から英国のボーディングスクールへ留学する場合、フルボーディングが一般的な選択肢です。 理由はシンプルで、毎週末に日本へ帰宅することは現実的ではないからです。 ただし、「日本から留学する=どの学校でもフルボーディング」というわけではありません。 学校によって、
- フルボーディングのみ
- フル+ウィークリー
- フレキシボーディングにも対応
- Exeats期間の対応が異なる
など、条件が異なります。 そのため、学校そのものだけを見るのではなく、「その学校で実際にどのような生活を送ることになるのか」まで確認することが重要です。
6. どのボーディングスタイルを選ぶべき?
適したスタイルは、学校の知名度やランキングだけで決まるものではありません。 お子様の年齢・性格、学校までの距離、ご家庭の生活環境、学校のボーディング方針などを総合的に考える必要があります。 特に日本から留学する場合は、 「この学校に入学できるか」だけではなく、 「入学した後、どのように英国で生活することになるのか」 まで考えて学校を選ぶことが大切です。
Britannia Japanがサポートします
Britanniaでは、学校の知名度やランキングだけで学校を選ぶのではなく、学校の教育方針、ボーディングの形態、寮生活、学校の立地、Exeatsの対応などを含めて、ご家庭に合った学校をご案内しています。 また、日本から英国へ留学する場合には、学校選びだけでなく、英国到着後の生活やガーディアンについても事前に確認しておくことが重要です。 英国現地の学校事情を踏まえ、 学校選び → 入学準備 → 英国での生活 まで、ご家庭が必要とする情報を一つひとつ整理していきます。 英国留学や学校選びについてのご相談は、右側のお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。